人は、
強い言葉や刺激よりも、
安心した瞬間にいちばん深く息をします。
張りつめていた肩が、
ふっと下がるような感覚。
説明されなくても、
「大丈夫だ」と伝わる空気。
そのとき、
心はようやく守りを解きます。
安心とは、
何かを与えられることではありません。
否定されないこと。
急かされないこと。
そのままでいていい、と感じられること。
それだけで、
心は少しずつ緩んでいきます。
不思議なことに、
気持ちがほどけるのは、
頑張ったときではなく、
力を抜いたときです。
安心できる相手の前では、
言葉を選ばなくてもいい。
強く見せなくてもいい。
ちゃんとしていなくてもいい。
そう感じた瞬間、
奥にしまっていた感情が、
静かに浮かび上がってきます。
それは、
抑えていた欲や、
見ないふりをしていた寂しさかもしれません。
でも、
それらはすべて、
安心があって初めて姿を見せるものです。
だから、
気持ちが動いたときは、
何かに流されたのではなく、
心がようやく安全だと判断しただけ。
安心は、
感情を乱すものではありません。
本来のあなたに、
戻してくれるものです。
次は、
その安心の中で、人はなぜ素直になれるのか
について、もう少しお話しします。
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