近くにいる人よりも、
少し距離のある相手のほうが、
なぜか心を動かしてしまう瞬間があります。
手が届かない分だけ、
その存在を想像で補おうとして、
相手の仕草や声、
ふとした表情を
より鮮明に思い出してしまうのかもしれません。
人は、
“完全にはわからないもの” に惹かれます。
少しだけ謎があって、
全部を見せきらない関係は、
安全で、
それでいてどこか危うい。
その曖昧さが、
気持ちを揺らす余白をつくるのだと思います。
本当は近づきたいのに、
踏み込む覚悟までは持てない。
その「ちょっと矛盾した心」が、
女性をより敏感にしてしまうことがあります。
だから、
距離があるほど心が揺れるのは、
不思議でも危険でもなくて、
とても自然なことです。
むしろ、
あなたの中に“まだ満たされていない感覚”が眠っている証。
ゆっくり触れれば、
その揺れは悪いものではなく、
あなたを解放するためのサインに変わっていきます。
次回は、
「自分の気持ちに気づくきっかけのつくり方」
についてお話しします。
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