特別つらい出来事があるわけではないのに、
なぜか心だけが重たく感じる日があります。
毎日はちゃんと流れている。
やるべきことも、
果たしている役割もある。
それでも、
誰にも気づかれないまま、
少しずつ心が擦り減っていく瞬間があります。
それは、
弱音を吐くほどではない疲れ。
でも、
我慢でやり過ごすには長すぎる感覚です。
誰かのために動くことが当たり前になるほど、
「自分は今、どう感じているか」を
後回しにしてしまいがちです。
気づいたときには、
何が足りないのかも
はっきり言葉にできなくなっている。
ただ、
胸の奥に小さな空白だけが残る。
誰かに埋めてほしいわけでもないのに、
そっと触れてほしい場所がある。
こうした疲れに気づける瞬間は、
たいてい、
「自分の気持ちを後回しにしていたこと」に
ふと立ち止まれたときです。
忙しさが一息ついた時や、
誰かの何気ない一言に触れた時、
理由もなく胸が詰まる瞬間。
それが、
心が発している小さなサインなのだと思います。
それは、
甘えでも怠けでもありません。
ずっと頑張ってきた心が、
少し休みたがっているだけです。
次は、
そのサインにどう向き合えばいいのか、
ゆっくりお話しします。
TELL
LINE
INSTAGRAM